2010年8月6日金曜日

高温時等のガス供給設備の安全弁作動について[重要]

お客様にご使用いただいておりますガスボンベには「液体に圧縮されたプロパンガス」が充填され、お客様がプロパンガスをご使用の際は、その圧縮充填ガスが「大気熱等の外部温度にて気化」され、一般的なガス消費器具にて使用可能になるという性質を有します。

その性質上、ガスボンベ周辺にて
温度上昇(直射日光、たき火等)が発生しますと、急激にプロパンガスが気化等されるとガスボンベ内の圧力が上昇し、安全弁が作動することでプロパンガスが大気中に放出される場合があります。

この現象はガスボンベ内の圧力を一定に保つための設計及び措置であり、仮に何らかの原因で放出されたプロパンガスに引火したとしても、ガスバーナーのように火が噴き出す現象が発生する可能性はありますが、ガス爆発自体は起こりません。また、ある程度の放出が完了しますと再び安全弁を閉じる措置も講じられております。

一般的には
ガスボンベの表面温度が40度以上になりますと安全弁が作動する可能性があることから、直射日光を浴びる夏季時期になりますと稀に安全弁作動の現象が見られます。

万が一、ガスボンベ付近で安全弁作動の現象が見受けられた際には、
慌てず、まずは火気のもとになるものをガスボンベより遠ざけ、その後早急にこちら最寄の事業所までご連絡くださいますようご協力お願い申し上げます。

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